フランスは「 恋多き国 」と謂うけれど...。
フランス...
ニースにほど近い街、ブレイユ シュル ロワイエの一角で
サルトル一家がはじめた小さな靴工房、
SARTORE ( FRANCE ) ...。
カトリーヌとフランソワーズ...
幼かったふたりの姉妹がおおきくなって跡を継ぎ
イタリアに生産拠点をうつした
いまでも...
見つめるだけで みなが恋に落ちるという
その靴の
お堅いイギリス靴や 浮気なイタリア靴を横目にする
大人らしくゴージャスで 艶やかな...
フランス生まれのエスプリは
永遠...。
まるで
贅を尽くしたクラシックなスポーツカーを眺めるように
うっとりするよな美しいシェイプを描きだす
この春夏の
サルトルのレースアップメダリオンシューズ...。
この洗練されたフォルム、違わぬ履きごこち...
ほんものを知る大人の女性たち。
さあ...
見つめたら最期、
春の恋わずらいと参りましょう...。
浮き足だった初夏の陽気を取り消すように
毎日 肌ざむい日が続くけど...
じき
太陽の季節は廻ってくるから...。
今日は...
そんな
アクティブな季節、太陽のもと
アメリカ西海岸の さらさらの日のひかりに晒された
ラフなコットンのキャンバスを
縫いあげた
アクティブな気持ち、想い出に留まってはいられない
" いま " の私たちらしさに溢れた
ビタースウィートな大人顏のスモックジャケット...。
ニューヨーク郊外のオーチャードで林檎をもぎとる
少女たちのような...
パサディナの小さなアトリエでキャンバスを見つめる
アーティストのたまごのような...
日差しのような...
風のような...
Atelier Delphine ( U.S.A. ) のスモックジャケット...。
日本の伝統織物からインスパイアされたという
美しく量感ゆたかなシルエット、
窓ガラスをすべる雨のしずくに融けていく心模様のように
やわらかな...
マーブル模様のハンドストーンダイの色合いに
ときめく。。。