1950年から60年代...
アメリカ文学が もっとも ひかり輝いていた時代…。
そう...。
「 ライ麦畑でつかまえて 」のなかで
都会に暮らす若者たちの
時代の喪失感や イノセントな感情を鮮やかに描きだした
J.D.サリンジャーが
まだ
ニューヨークの街で 精力的に 創作活動に向き合っていた時代と
重なりあう頃...。
20世紀はじめ...
アメリカ東海岸、ボストンの街にうぶ声をあげて以降、
当時から 現代にいたるまで
都会暮らしの若者たち、そして インテリジェンスたちの生活に
切っても切れない存在となった
new balance ( U.S.A. ) の スニーカー...。
彼らが掲げた この秋のコレクションテーマは
そんな時代...
「 The Great American Novels 」...。
当時の
アメリカ東海岸の街を包んだ 渇いた世相や
ビートジェネレーションたちの佇まいを投影しながら創りだされた
スタイリッシュで... どこかスノッブな
新作「 1400 」の魅力は
ちょうど
私たちが暮らす いまの時代とも重なりあっているようにも
感じられて...
細かく碎けた 夏のかけらが
透明なひかりに交じって きらきら...と 乱反射する
秋のはじめの 日曜日...。
夏の切れ端の
ほんの数週間まえまでは
あんなにも 飽き飽きしてた ショートスリーブのTシャツが
秋のひかりの中で また やけに 輝いてうつるのは
私だけ?
肌に添うように しっとりと すべり落ちる レーヨンに
アンゴラ、そして カシミアの毛を織り交ぜて
秋のひとときを 自分らしく 過ごすためにも ふさわしい
上質な 肌あたりをつくりだした
秋の色した
シンプルな... シンプルな… ショートスリーブTシャツは
メゾン マルタン マルジェラの手がける
大人の女性のための コンテンポラリークローズ、
MM6 by MAISON MARTIN MARGIELA ( FRANCE ) の
この秋冬のコレクションから...。
同じ季節のコレクションで発表された
彼らが 得意とする
エレガントな オーバーバランスのテーラージャケットを
カーディガンがわりに 着重ねれば...
すがすがしい 秋の休日に
心もやわらぐ 私たちの佇まいだって
凛として...
大人の女性らしく... 魅せてくれるから...