そして...
砂漠に中にひとつ隠されたオアシスみたく
清涼感に満ちあふれた semoh のアクアブルーのシャツドレスに
着合わせるのは...
この春 生まれたて...。
生まれたばかりのひかりのような透明感でいっぱいの
HAKUJI のジャケット、そしてブルゾン...。
ハクジ ( 白磁 ) ...。
それは
白いガラス質の器をおおう 艶やかな無色の釉薬...
何度も何度も丁寧に 白に透明を重ねていくことで
生まれてくる
しっとりと深みをおびた美しい輝き...。
シンプル...。そして ありのまま...。
ただただ 上質さと 心地よさとを 丁寧に重ねていくことで
私たちの傍に生まれてきた
私たちのリラックスシーンを淡く、そして艶やかに輝かせる
大人の女性のためのシンプルウェア...。
春の訪れを告げる やわらかな日差し...。
いまの私たちにとって...
こんな
シルクのように心になじむ シンプルなジャケットやブルゾンが
何より心地いいと思うんだ...。
渇いた砂漠を紅く染める太陽のひかり...。
そして...
そのどこかに静かに隠されたオアシスのブルー...。
渇いた大地。ありにままの自然が創りだした
私たちの つたない想像を遥かにこえた
あまりにも神々しくて美しい自然の色のコントラストを
この春夏のコレクションのエッセンスにした
semoh ...。
その雄大で...繊細な...色合いを表現するために
選ばれたのは
同じ自然のなかで育まれた樹木 ユーカリの色...。
地平線まで延びていく 美しい砂紋のように
端正に編みあげたコットンニットを
ユーカリに染めてつくられた 春夏のローブコート...。
その色合いは...
太陽のひかりに染まった砂漠の色 ...。
「 砂漠が美しいのは...
どこかに井戸を、ひとつかくしているからだね... 」
( サン=テグジュペリ " 星の王子さま " 第24章 より )